従来、ちくま精機はメーカーからの受託生産を主とした事業展開を行ってきました。
しかし時代の変化に伴い製造の主流が海外へ移っていく中、これまでに培ってきた技術力を活かしながら、自身がメーカーとなるべく、5つの方向性の違う事業を発展させてきました。
今日では社会のニーズを知り、数年先まで使える製品の開発・設計に力をいれた特定の分野で評価される製品や装置を作り出しています。
ちくま精機オリジナル製品であるFPD点灯検査装置FREEDOM CS-55は液晶パネルモジュールの受託製造の仕事の中から生まれました。液晶製品の組立・検査の仕事をお受けする中で「このような検査装置が必要である」というニーズを掘り起こし、企画・開発した製品です。携帯電話の解像度が未だQVGA(320x240)程度が主流だった頃に、将来を見越してHD1080(1920x1080)の解像度まで対応した検査装置を開発しました。機能の拡張性があり高解像度まで対応できるため、急速に進化するFPD分野に最適な、長くお使いいただける製品になりました。
同シリーズの最新モデルであるFREEDOM mkII は8Kの解像度まで対応しております(2016年現在)。
※FPD(Flat Panel Disply)=フラットパネルディスプレイ(液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、電子ペーパーなどの薄型映像表示装置の総称)
「アイデアがあるが具現化できない」「製品開発のパートナーを探している」「開発から製造まで一貫して相談したい」などのお悩みにお答えします。
ちくま精機では開発からサポートまで、一貫した製作を行っています。特に開発には力を入れており、ソフトウェア・回路・メカなどの設計まで自社内で行っています。
製品に組み込まれるソフトウェアの開発などを行っています。
CADを使い、配線の自動シミュレーションを行いながら、製品に合わせた回路・アートワークの設計を行います。
お客様のニーズを3DCADを使い提案し、仕様を満たす製品を設計します。
工程ごとにマージンが発生することがないため、全体コストを削減することができます。
各工程間のロスが少なく、短納期での納品が可能です。
設計から製造まで自社内で行っているため、適切なサポートが行えます。
材料調達も含めて一貫した試作製作が可能です。