屈折率について~これまでのお話し~
おはようございます
最近寒い日が続いていましたが、今日は11月にしては大分暖かいですね( *´艸`)
さて、蒸着日記も早数年ブログ更新をさせて頂いております
最近「なぜ膜を着けただけで反射防止膜ができるの?」と質問を頂きました
この質問について過去の記事を参照しながら
お話しをしたいと思います(`・ω・´)ゞ
今週はまず導入として屈折率を振り返ります
まず、反射防止膜とは?
「蒸着日記始動」の記事のように、ガラスは反射があります。
しかし、反射防止膜という透明な膜を着けると、反射を防止する事ができるのです!
では、反射防止膜の詳しい説明には、「屈折率」という物が必要になります
「材料について」にて屈折率について記載してありますが
簡単に言うと、我々が、空気の中をあるく時と水中を歩く時では水中を歩く時は、歩き難いですよね!
それは、波でも同じで、波が空気から水中へ進もうとすると、
速度が遅くなり、曲がってしまうのです!
○が遅くなって行きます
この遅くなるのは、材料によって異なります
結論から言うと、屈折率の異なる材料を組み合わせると、反射防止になるのです
因み以下の内容は、過去の記事「材料について②」でも似たような話を書いております
昔、理科の時間に波について勉強した時、「干渉」という言葉が出てきたのを覚えていますか?
イメージでお伝えすると、波と波が重なりあった時に、波が大きくなったり、小さくなったりする事です
皆さんもご存知の通り、光は波の性質をもっているので、波同士を弱くさせると反射率は弱くなります
そこで、前回説明した屈折率を使用して、波をずらしていき、
反射光の波同士が弱め合うところを上手く蒸着する事で、膜を着けるだけで反射しない膜「反射防止膜」ができるのです
私が書くのには難しいテーマだったので、わかりにくかったと思いますので、興味がある方は、
改めて調べてみてはいかがでしょうか?
次回 12/10 更新予定
都道府県パズル をお送りします
この記事を書いた人
Admin