真空蒸着の欠点について

おはようございます。
梅雨入りの地域が多くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日のブログの内容は、ここ最近やってきた「撥水コート」から見えてきた、蒸着の欠点についてお話しします。 

まず、前回の復習として、ツルツル」だと撥水の効果が有るが、ザラザラ」だと撥水の効果が無い という事がわかりました。

では、撥水以外のものでも同じ現象が起こるのでしょうか?

今回も折り紙にて検証します。

まず、普通の折り紙とカラーホイルを準備。

ここにアルミニウムを蒸着を施します。

 すると、カラーホイルの場合、光沢のある加工になりますが、普通の折り紙では、光沢がなくマットな感じの仕上がりになりました。

 以上より、蒸着の種類にかかわらず、蒸着の「表面」の状況によってキレイに蒸着できるか変わってくる事が判明( ´_ゝ`)

 だから、ずいぶん前に行ったマスクの蒸着が予想以上に黒くなっていたことにも納得( ´_ゝ`)

次回 6/14更新予定

たまにはお出かけしてきます。 をお送りします。

 

まとめ

真空蒸着の検査は品質にとってとても大切な物になります。ちくま精機は各種検査を実施しております。ちくま精機の真空蒸着についての詳細は真空蒸着の設計・試作・量産ページをご覧ください。真空蒸着の概要については 真空蒸着とは のページをご覧ください。

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分光の規格やキズの規格など、お客様と相談しながら規格のご提案をさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。

 

この記事を書いた人

召田(真空蒸着)

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