パソコン組み立てのコスト改善。効率化・自動化の事例紹介

パソコン組立のコスト改善

パソコン組立は部品の入荷から検品、組み立て、ソフトウエアの設定、検査など多岐に渡ります。正確な管理体制と効率的な製造システムが求められると共に、コスト削減についても各工程の効率化が重要となります。

パソコン組み立て業務の一例

  • 部品入荷処理。部品検品処理。在庫管理
  • 部分組立(関連の一部の組立)
  • 一式組立
    ケース、メインボード、メモリ、CPU、記憶媒体(SSD、HDD等)、ビデオボード、各種デバイス
  • お客様がお手元ですぐに使用できる状態へ設定
    ソフトウエア(OSリカバリ、ドライバーインストールの代行)、ライセンス認証代行

コスト削減に貢献するちくま精機のワンストップ体制

上記に関わる流動方法、工数費の削減提案を「工程設計提案 → 具現化(設計部門)→ 装置作成(FA部門)」で提案させていただきます。打ち合わせから納品までワンストップでご対応することで「高品質」「短納期」を実現いたします。

パソコン組み立ての効率化・自動化の事例

パソコン梱包箱の自動組み立て化

製品出荷箱組立を手作業から半自動化へ

製品箱の組立工数は日々であれば大したことが無いかもしれませんが、月単位、年単位だと馬鹿になりません。また、箱を組み立てててあると場所も取るため現実的ではありません。そこでちくま精機では、パソコン梱包箱の組み立てを半自動化しています。使用する分を直前に準備することができます。このような装置も紹介することができます。

組立指示書のペーパーレス化

ピッキングシステムの自社開発

組立に必要な部品は組立指示書(紙媒体)を使用していましたが、作業効率化・生産性向上のためペーパーレス化を推進しました。目視確認での部品ピッキングのままでは「数量間違い」や「コード表記見間違い」などのヒューマンエラーに発展する恐れがあります。部品指示データを取り込み、必要な部品を光指示により部品ピッキングできるシステムを自社開発しました。

製品流動監視

作業記録を映像に

万が一に備え、組立時の映像をデジタルピッキングシステムと連動させて、記憶にたどるトレサビから、映像に記録するトレサビを提案。(作業記録を映像に)

まとめ

ちくま精機は「クリーンルーム」「製造部門」「設計部門」「機器開発部門」「映像検査装置の設計」があり、一つのグループでは解決できない内容をちくま精機内部のみで改善提案が可能です。
パソコンのみに関わらず、様々な組立、流動、改善の提案をさせていただきます。

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この記事を書いた人

原 優太

ちくま精機 製造部門 PC3グループ チームリーダー。パソコンの組立や修理、基板の修理やリワークなど、さまざまなご要望にお応えする担当の原です。お客様のパソコンに関するお悩みやご要望がございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。

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